ふぐの毒


ふぐにおいている毒が危険であることは多くの人が知っていることだと思います。
正にふぐの毒によって食中毒を起こして死亡した人もいます。
ふぐには「テドロトドキシン」という毒があります。
この毒は、人を殺すほどの威力がある非常に激しい毒の「青酸カリ」よりも一段と凄いもので、その威力は青酸カリの1000倍もあると言われています。
ただしこれはふぐの種類によって違います。
一般的にふぐが産卵の時期になるととりわけその毒性が強くなるそうです。
ふぐの毒はとても熱に強いので煮沸したとしても、食中毒のリスキーがなくなることはありません。
ふぐの毒による食中毒の症状としては、口や舌の麻痺があります。
特徴として症状が現れるまでの時間がどうしても速いことがあげられます。
他にも頭痛や吐き気、次に言語障害や呼吸困難などの症状が出てきます。
死亡することもある大変危険な毒です。
ふぐの中毒に気が付いたら、ただちに毒を体外に出すことが大切です。
ふぐの毒にやられないための予防方法は、単純なことところが素人が調理諦めることです。
ふぐを調理するには、きちんとした専門の調理師免許が必要となります。
ふぐの職人が調理した場合けれども、極めてまれに毒が残っていることがあるくらい苦しいもので素人には相当出来るわけがありません。
ふぐの食中毒は毎年のように起きています。
ただしそれらの多くは素人が調理したものなのです。
ふぐはそれほど素人が買って調理することがないように注意してください。

ノロウイルス

冬場になるとよく耳にするようになるのが「ノロウイルス」による胃腸炎です。
食中毒は夏場の暑い時期になりやすいものという認識が激しく、夏場に食中毒を意識して消毒などの対策を通じている人は多いのですが、冬場にする人は少なくなっています。
ただし冬にも食中毒の原因菌は存在しているのです。
ノロウイルスは冬だけではなく、一年を通して存在していますが特に冬に活性化するため冬場に多くなっています。
ノロウイルスは基本的に食材の中で増殖はしません。
ノロウイルスは人の体の中に入ってから増殖するのです。
感染経路は口からです。
ノロウイルスによって現れる食中毒の症状としては、凄い下痢、腹痛や嘔吐、発熱などがあります。
発熱はそこまで安いのですが、症状が風邪に似ているため、厳しい風邪と勘違いされやすくなっています。
但し下痢や嘔吐が厳しいのが特徴なのでクリニックを受診すればきちんと診断してもらえると思います。
通常3日ほどで回復しますが、回復したあとも体内に菌は残っています。
ですから回復後も周囲への感染の危険があるため、細心の注意を払う必要があります。
ウイルスが飛び散らないようにするのです。
手洗いをしっかりとし調理の際には85℃以上の熱で十分な加熱を行い加熱殺菌することが大切です。
これらを続けることで感染のリスクが一段と下がります。
ノロウイルスは少量の菌も感染してしまうものそれで、十分に注意してください。

応急処置と受診の判断


食中毒になったとき、家庭で一気に出来る応急処置と、どれくらい凄い場合に病院にいう方が相応しいときの受診の線引きをあげていきます。
食中毒で断然気をつけることは、脱水症状にならないようにすることです。
食中毒の症状で下痢や嘔吐が貫くと、水分が体から大量に出ていってしまい、体が脱水症状を起こしてしまい危険です。
水やお茶やスポーツ飲料などを飲んで脱水症にならないように予防しなくてはいけません。
また嘔吐ものがのどに塞がると呼吸困難や肺炎を起こしてしまう恐怖があります。
吐いたものが気管支に詰まらないように横向きで寝かせる必要があります。
この時点で大切なことは、自己判断で下痢止めや解熱鎮痛剤を飲まないことです。
食中毒の場合、下痢を薬で止めてしまうと、有害な菌が体内や腸内にとどまってしまって症状が悪化する危険があります。
下痢のときなどは、おかゆなど水分のある便と同じくらいの硬さのものを食するといいです。
但し整腸剤は有効なので飲んでも問題ありません。
病院にいう方がいいのは、意識障害を起こしていたり下痢がひどかったり、尿がでなかったりするときです。
具体的には1日10回以上の下痢があるとき。
体がぶらぶらして意識が遠くなっているとき。
尿の量が減ったり、真昼間以上でていなかったりするとき。
下痢便に血液が混ざっていたとき。
嘔吐を繰り返していて止まらないときなどです。
このような症状が見られたらすみやかに受診して下さい。

ヒスタミン食中毒

食中毒はアレルギー性のものもあります。
その一門が「ヒスタミン食中毒」です。
ヒスタミンを大量に含んでいる魚介類を採り入れることでもたらす食中毒です。
摂取してから早くて数分、長くても3時間以内に悪心や嘔吐や下痢、腹痛や頭痛、めまい、じんましん、舌や顔面の腫れといった症状が現れます。
多くの症状がありますが、真に起きるのはこのうちの2個か3個の症状です。
症状は長くても1日程度で自然治癒していきます。
どの症状が出るのかは摂取したヒスタミンの量や人によって違いがあります。
心臓や呼吸器などに疾患がある人の場合重症化する危険があるので注意しなければなりません。
一般的に魚肉中に500μg/g以上ヒスタミンが蓄積されていると食中毒を起こすと言われています。
ただし感受性が強い人ならば50μg/gも発症する人がいます。
魚肉の中それでも食中毒の原因となるのは、マグロやサバなどの血合いがしつこい赤身魚が中心です。
刺身だけではなく、イワシの干ものやサンマの干もの、サバの缶詰などでも起きています。
赤身魚には筋肉の中にヒスチジンというアミノ酸の一種が含まれています。
魚を室温で保存することによってこのヒスチジンがヒスタミンに変える力がある酵素が増殖してしまうのです。
魚が依然としてそこまで腐っていないのに大量にヒスタミンが含まれていることもあり、気がつかずに食べてしまって食中毒になることもあります。
ヒスタミン食中毒の原因菌は元々人や動ものの腸の中にいる菌です。
そのため細菌の汚染は魚が水揚げされてから起こっていることになります。
サバなどを食べて「サバアレルギー」になる人もいます。
ヒスタミン食中毒なのか食ものアレルギーなのか区別することも大切です。
症状がかわいく似ているので、病舎を受診して皮内テストを通して自分の体質を知っておくといいと思います。

弁当


食中毒の確率が上がる5月ごろから調理や食事には注意しなければなりません。
中それでも調理してから食するまでに時間が経過して仕舞う「弁当」は別に注意しなければなりません。
食中毒にならないために、弁当作りにおいて気をつけるポイントをまとめました。
とりわけ弁当箱をしっかりと殺菌しておくことが大切です。
洗剤を使って洗うだけではなく、アルコールスプレーなどをふきつけるなどして殺菌しておいてください。
食器洗い乾燥機などを活かし弁当箱をしっかり乾燥させることも大切なポイントです。
弁当を仕掛ける前に調理者の手洗いを徹底することはいうもありません。
忘れがちなのが調理中の手洗いです。
冷蔵庫から材料を盗み出したり、食材を触ったりするだけで手に雑菌がつきます。
その都度手洗いをするようにしてください。
弁当の中に水分を入れないように気をつけてください。
水分は食中毒の大敵です。
水分がたくさん入っている生野菜などは避けて、ゆでたり塩をかけたりして水分を出しておきます。
調理方法にも工夫が必要です。
焼きものや揚げものなどは傷みがたいので弁当に最適です。
煮ものなどは水分が多いので避けたいところですがとにかく入れたい時折片栗粉を加えてとろみを付けるなど一工夫して下さい。
キッチンペーパーで煮汁などの水分を小気味よく拭き取っておくことも有効です。
また弁当の中に殺菌効果のあるものを混ぜるのもポイントです。
梅干しやニンニク、スパイスなどを閉じ込めるといいです。
たとえば野菜炒めにはカレー粉のスパイスをいれるとか、炒めものの味付けにニンニクを入れるとか、ご飯の上に梅干しを乗せるだけでも効果があります。
前日の夕食の残りを翌日弁当のおかずに扱う場合には必ずや加熱しなおしてからいれるようにしてください。
味付けがないものは痛みが素早いので弁当に入れるおかずは味付けを濃いめにした方がいいです。
弁当が出来上がってアッという間にふたをすると、菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
きっちり冷ましてから弁当箱にいれるようにしてください。
熱いおかずと刺々しいおかずは隣同士にしないようにください。
おかず同士が触れ合って煮汁が移ると傷みます。
おかずはそれぞれアルミカップに入れて触れ合わないようにして入れて下さい。
デザートとして凍らせたひとくちゼリーを来れるのがポイントです。
保冷剤代わりになりますし、弁当を食することに溶けてポッキリ食べごろになります。