胃潰瘍の原因・ピロリ菌とは?


胃潰瘍の原因にもなっているピロリ菌。
最近では、テレビもよく耳にしますよね。
でも、細かくピロリ菌のこと知っていますか?名前だけは知っているという人も、この機会にピロリ菌について規則正しく理解しておきましょう。
ピロリ菌とは、正式にはヘリコバクター・ピロリ菌と言って、胃粘膜に感染する、らせんの細菌のことです。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍にかかる人は、ピロリ菌に感染している率が高いことがわかってきています。
ピロリ菌は、口からの感染が主体と考えられています。
感染に影響を及ぼす要因として小児期の衛星環境が挙げられます。
例を出すと、母親が口移しでものをあげたりキスをすることで、子供にも感染している場合もあるそうです。
ピロリ菌は胃粘膜に住みつきます。
胃粘膜以外の生存条件が悪いところでは、丸くなって冬眠状態になり生き延びます。
そうして、口から口へと感染し、胃粘膜に入り込むと活動し始めるのです。
ピロリ菌が感染して起こった胃潰瘍の治療には、主に胃酸の分泌を和らげ、潰瘍を修復する薬を服薬します。
そうして、胃潰瘍の原因となったピロリ菌を除菌する抗生もの質を一週間程度服薬します。
大事なのは、これからです。
ピロリ菌の除菌は、一週間ほどですが、潰瘍の治療はその後も一定期間治療が必要です。
ピロリ菌の除去が終わったからといって、自分の判断で薬を飲み込むのを閉めたりすると、ずいぶん完治しません。
寧ろ治療が長引きます。
お医者さんの指示通り、決められた期間はしっかり服薬してしっかり治しましょう。

ピロリ菌の検査方法


胃潰瘍の原因とされるピロリ菌。
ピロリ菌の有無を確かめる検査には各種種類があります。
意外と、内視鏡検査を必要としない診断方法には、以下のものがあります。
1、胃カメラ(内視鏡検査)・・・潰瘍の状態を見晴らし、胃粘膜の細胞を一部採取して、ピロリ菌の有無、病気がどの程度すすんでいるのかなどを診断します。
2、尿素呼気試験・・・ピロリ菌の有無を探るための、体に負担のかからない検査です。
錠剤を飲んで、袋に吐きだした空気を計測、検査します。
3、血液検査・尿検査・・・人間はピロリ菌など、細菌に感染すると、その菌に対する抗体が作られます。
その抗体を利用して血液や尿を通じてピロリ菌の有無を測定します。
次に、内視鏡検査を必要とする診断方法は次のものです。
1、培養法・・・ピロリ菌を培養して診断します。
2、組織学的検査法・・・組織の中のピロリ菌を検査します。
3、迅速ウレアーゼ法・・・ピロリ菌の現すウレアーゼというアルカリの酵素を調べます。
4、PCR法・・・組織の中の核酸を調べます。
これらの方法で、胃潰瘍の原因のひとつと考えられているピロリ菌の有無の検査を行います。
仮に、ピロリ菌がいた場合は、ピロリ菌を殺菌する抗生もの質を一週間程度服薬します。
途中で中断してしまうと、また再度やり直しになるので注意して下さい。
ピロリ菌の殺菌は、一週間ほどですが、胃潰瘍の治療はその後も一定期間治療が必要です。
最近では、ピロリ菌に良いヨーグルト、「lg21」も人気ですね。
LG21ヨーグルトには、ピロリ菌を燃やす働きがあることがわかっています。
腸内環境を用立てるトクホとして、普段から摂取するのもいいですね。

急性胃潰瘍


胃潰瘍にも二種類のことなるタイプがあります。
急性胃潰瘍と慢性胃潰瘍です。
これらは、でる症状も、胃潰瘍になった原因も違ってきます。
ここでは、急性胃潰瘍について細かく説明してみようと思います。
症状としては、胃の痛み、胸焼けなどが突発的に起こります。
また、凄い場合には、やにわに吐血したり、一度に大量の出血を起こすこともあります。
胃潰瘍になった原因としては、風邪薬などの消炎鎮痛剤の服用や、精神的なストレス、アルコールの呑み過ぎなどが考えられます。
従来は、急性胃潰瘍の原因として、断然ストレスが重要視されていました。
ただし、実際にはなんとなく違う結果がでてきているようです。
薬ものの服用やストレスによる急性胃潰瘍は、胃潰瘍全体の約1割ほどしかないそうです。
治療としては、ひとまず、胃潰瘍の原因を除くことが大切になります。
ただし、でも改善が見られない場合や、慢性胃炎の場合は、対症療法が行われます。
対症療法には、内科的アプローチと外科的アプローチで胃潰瘍の治療にあたります。
内科的治療には、薬もの治療と内視鏡的治療があります。
薬もの療法では、具体的に次のような薬ものを服用します。
胃酸分泌抑制薬(胃酸の分泌を抑えることで、潰瘍を治り易くします)、胃粘膜保護薬(胃の粘膜を保護するための薬です)、運動機能改善薬(胃の活動を上げるための薬で、胃もたれなどの症状がある場合に用いられます)
また、胃の粘膜に出血が見られる場合などには、内視鏡による治療が行われます。
先端に治療器具を付けた内視鏡を口から胃の中に入れ、出血している患部を特殊なクリップで留め、出血を押さえつけるというものです。
内科的治療を通しても出血が止まらない場合など、症状が恐ろしい時折外科的治療(手術)を行われます。