ヘルニアの手術(椎間板ヘルニア1)


本日は、ヘルニアの中けれども鼠径ヘルニアと同じくらい名前の知れた椎間板ヘルニアの手術についてです。
鼠径ヘルニアのほうは、身体の臓器のヘルニアでしたが、椎間板ヘルニアのほうは、背骨の骨と骨の間にある椎間板が突出する症状でしたね。
そんな面では、臓器の手術とはチラチラ異なりますが、体内の症状を改善するわけですから、身体にメスを入れたり内視鏡などで傷を付けることには変わりありません。
非常に言いがたいことだが、椎間板ヘルニアの手術というのは、必ずしも安全な手術であるとは言えないものなのです。
万一の場合には、後遺症を残すことも考えられますし、合併症の発症もあり得ます。
ですから、より良い医師に手術をお願いしたいというでしょうが、その希望も皆さま同じですから、どうにも難しいものがあります。
椎間板ヘルニアの手術も、予め色々なやり方があります。
昔ながらのオペレーションもありますし、レーザー手術や、最先端の最小侵襲手術(内視鏡下手術、顕微鏡下手術など)もあります。
長年の経験を積んだオペレーション専門の医師にお願いするか、経験が少ないながらも最先端の手術に希望を託すか・・・そんなことも最終的には患者自身が決めなくてはなりません。
最小侵襲手術のほうは、傷口も小さくてすみますから、切開するのに比べますと速く退院することが出来るというメリットがあります。
ただし、日本国内において、この手術をするにあたって大きい技術を持ち歩いている医師は、患者数に対して大層少ないのが現状です。
この技術が厳しく、日本から一番近い国は韓国です。
多数の患者も受け入れていますが、海外での手術は保険がきかないのが難点ですね。
ですが、これからは日本もどしどし最先端の技術を取りこみ、それに当る医師も増えて現れることでしょう。

ヘルニアの手術(椎間板ヘルニア2)

椎間板ヘルニアの手術というのが、どんなものか、前回の記事でお分かり頂けたと思います。
まずは、実際の手術や、その後の経過などはどのようになっているのか・・・それを今日はご紹介したいと思います。
しかしながら、椎間板ヘルニアにも手術の方法はいくつもあり、その手術法によって何かと変わってきます。
ですので、ここでお話いたしますのは、極一般的なことのみになります。
多くの場合の手術は、麻酔を通じてうつ伏せになり、背中側から行われます。
切開する場合けれども、内視鏡も、ほとんどの場合がそうですが、極めて随時前側から切開する場合もあります。
背骨部分の手術となりますから、背中側から行なう場合が多いのはさすがと言えば当然ですね。
手術法によりましては、日帰りが可能な方法もありますが、だいたいは一週間から十日くらいの入院が必要となります。
昔ながらの切開する方法の場合には、入院が7~8週間程度かかります。
神経が受かる脊柱管が小さくなった場合や、ヘルニアになってしまった部位が著しい場合には、この手術法が適用されます。
手術の後は、安静にし、コルセットをたっぷりと装着して、立ち上がるのは翌日です。
椎間板ヘルニアの手術ののちのちは、一気に歩行器を用いながらゆっくりと歩行を開始いたします。
腹筋や背筋を強化するための運動も早めに開始したほうが良いです。
この辺は、医師の指示があると思います。
手術後7日目に抜糸が行われ、手術後一週間から二週間経ったころに退院出来ることでしょう。
その後も外来で2~3週間に一度は病院へ伺うことになると思います。
その後の神経症状のチェックや、腰椎エックス線撮影を行わなくてはならないからです。
コルセットは手術後3週間程度過ぎ外しても良いとおっしゃるでしょう。

ヘルニアの手術(頸椎ヘルニア)


椎間板ヘルニアと同じような症状が首のあたりに起こるものを頸椎ヘルニアと言いましたね。
椎間板ヘルニアで腰回りや背中の痛みが凄い感じように、首まわりも痛みます。
また、手などにしびれも出やすいので、頸椎ヘルニアも差し置くわけにはいきません。
ですが、どうしてもこのヘルニアも手術をするのはリーサルウェポンということになります。
手術は、身体に負担がかかりますが、温存療法よりは、手っ取り早い社会復帰が見込める。
そうして、その手術ですが、切開をする手術とレーザー手術の二種類があります。
オペレーションは、一層二種類に分かれて、ひとつは前方除圧術、もうひとつは後方除圧術に分かれます。
レーザー手術につきましては、椎間板ヘルニアというのですが、椎間板ヘルニアの手術の記事では明るい説明を通していませんので、こちらでおおむね説明しておきましょう。
レーザーを使用した手術では、高出力レーザーを使用した経皮的髄核減圧手術という手術を行います。
椎間板の中心部分に残る髄核に、レーザーをあて蒸散させることによって神経根を圧迫していたヘルニア部分の椎間板を減圧し、症状を軽減させる方法です。
髄核は水分が多く、ゼリー状のもの質ですから、レーザーの熱エネルギーを利用することで水分を蒸発させることが出来るのです。
そうして、蒸発して行なえあがった空洞部分に周辺の髄核が入り込んでゆくのですね。
それほどしますと髄核の膨らみが収まり、神経を圧迫していたものが無くなりますから、ヘルニアの痛みが改善されるというものです。
日帰り手術も可能ですし、素晴らしいことばかりに見えますが、人によっては効果が無い場合もありますし、誠に言いましても、今現在では保険が適用されないという大きなデメリットがあります。