手洗いの方法


食中毒の予防で大切なことのひとつに「手洗い」があります。
手洗いはただ手を洗えばいいというものではありません。
衛生的な手洗いをしなければなりません。
食品衛生の基本は「手洗いに始まって手洗いに仕上げる」のです。
衛生的な手洗いの方法について説明します。
衛生的な手洗いというのは、石鹸をつけて手を洗って、拭いて、殺菌消毒するという3段階です。
手洗いにはレベルがあります。
細菌をどれだけ除去出来るのかによって3つのレベルに分けられます。
グループ目は「日常的手洗い」です。
日常的に行なう手洗いでは、皮膚の表面にいる「菌」しか除去できません。
2つ目は「きれい手洗い」です。
衛生的な手洗いをすれば、皮膚の深層部分の浅い位置にいる常在菌を除去することができます。
3つ目は「手術時手洗い」です。
これは医師が手術を行う前にするレベルの手洗いで、皮膚の深層部分すべてにいる常在菌を除去することができます。
通常、食中毒を防ぐために調理者は2つ目の「きれい手洗い」レベルまでは行なう必要があります。
手洗いを行うタイミングとしては、調理や下準備などを設ける前、ごみなど汚れたものを触ったとき。
トイレの後、食材を取り換えるたびに立ち向かう必要があります。
手洗いの際、指先や親指など洗い残ししやすいので最も注意して立ち向かう必要があります。
食品をきちんと冷蔵保管して、一概に加熱処理しても肝心の調理者の手に菌が付着していたのではなんの意味もありません。
手洗いは基本です。
しっかりと行うように心掛けてください。

衛生管理

家庭だけではなく、食中毒を予防するにはひと度食品を取り扱う従事者にも正しく衛生管理を徹底してもらわなければなりません。
食中毒を出さないために徹底する衛生管理のポイントを紹介します。
業者が食材を保管するときのポイントです。
食材が入荷したら一気に検品を通して、食材の個数やキズ、期限などをチェックします。
食材の受入日を記入して一気に適切な温度で保管します。
保管の際には食材の種類特別一概に棚を分けて整理整頓しておきます。
ダンボールに入っている食材は、コンテナやバットなどに移して保管するようにします。
口に入るものそれで商品を床に直置きしないようにください。
消費期限、受入日などを一概に管理して、先入れ先出しを徹底して下さい。
食材を保管している冷蔵庫や冷凍庫などは温度チェックを定期的に行い記録として残しておくことが必要です。
温度計の表示との差異もチェックして、実際の温度との差異も記録しておきます。
調理するときのポイントです。
調理する前には衛生的な手洗いを通して下さい。
野菜はしっかりと洗って消毒を行ってから調理するようにしてください。
魚介類は真水で落としビブリオ菌などを退治します。
加熱調理の目安として中心温度が75℃で1分以上となっていますから十分に加熱して下さい。
冷凍したものを解凍する場合には、流氷か冷蔵庫内でするようにしてください。
調理するときの器具である、まな板や包丁は食材によって使い分けるようにしてください。
扱う前にアルコールで消毒するといいです。
保存するときのポイントです。
冷たくするものは10℃以下で冷たく、熱くするものは65℃以上で人懐っこい状態にして保存しておきます。
保存するときにはとにかくふたやラップなどを使うようとして下さい。

衛生管理のつづき


食中毒をださないために、食材を取り扱う業者が気をつけなければならない衛生管理。
続いては、従事者の衛生面についてです。
家庭の調理者同様に、業者で食材を取り扱う従事者自体の衛生管理も徹底していなければ、食中毒の菌が付着して食材に入り込んでしまう危険があります。
個人の衛生面についてポイントを紹介します。
衛生的な手洗いをすること。
イヤリングやピアス、時計やネックレスやブレスレットなど装飾品は仕事の前にはずしておくこと。
爪は速く切っておくこと、当然のことながらつけ爪やマニキュアは禁止です。
制服はたえずきれいで清潔なものを使うこと。
髪の毛は三角布や帽子などの中に一概に入れておくことです。
手に傷があったり、下痢などの症状があったりする場合は、事前に会社に申し入れを通じて調理に従事断ち切ること。
月に1回は検便を提出することです。
次に調理器具の衛生面について紹介します。
調理器具はちゃんと洗浄して消毒するようにしてください。
人によってやり方が違わないように一概にマニュアル化して徹底を図るようにしてください。
まな板やふきんなどは毎日消毒して、漂白を通じて清潔な状態にしておいてください。
食品に直接当たるふきんはきっちり初々しいものを使うか、消毒済のものを使うようにしてください。
調理器具を洗浄して消毒したら清潔な場所に保管しておいて下さい。
ふさわしい洗浄と消毒のポイントです。
適度な温度の湯を用い洗浄すること。
最初に下洗いを通じてできる程度の汚れを落としておきます。
次に汚れの具合にあった洗剤を使って洗います。
最後に漂白剤やアルコールなどを使って消毒、漂白を行います。

患者への対応

仮に家族の誰かが食中毒になってしまったら、一気に規則正しい処置を通して対応しなければなりません。
食中毒の症状が恐ろしい時折一気に病院を受診するべきです。
但し軽々しい腹痛や下痢などの場合は家庭で治療すれば素晴らしいこともあります。
家庭で対応するときにどんなことに気をつければいいのか考えてみます。
食事についてですが、可能な範囲でいいので栄養のあるものを食べさせるようにします。
食中毒の場合、腹痛や下痢などの症状があるので全然摂ることができないかもしれません。
とにかく下痢症状が厳しい場合には食べたものがありのまま排出されてしまいますが、その分栄養のあるものをしっかりと体に補給する必要があるのです。
食事を食べることが耐え難い場合には、水分をしっかりと与えて下さい。
これは下痢によって排出された水分を体に補給する必要があるからです。
体から水分がなくなると脱水症状を起こしてしまいます。
そんなに繋がることが一番危険なのでしっかりと水分だけでも補給してあげるようにしてあげて下さい。
他には患者の取り扱う食器や衣類などに関しても取り扱いを慎重にしなければなりません。
一番いいのは使い捨てのものを使うことです。
無理ならば患者が使ったものを一概に洗い消毒する必要があります。
患者と接する時々、看病する側もマスクを通して周囲への感染を最小限にするようにしてください。
もちろん患者と接する位はしっかりと手洗いをする必要があります。
洗った手を拭くタオルも分けた方がいいです。

季節ごとの食中毒


食中毒は季節ごとに起こるものが違います。
ジメジメとして菌が発生し易いということで梅雨ところ食中毒が多く発生するようなイメージがありますが、実際には違います。
6月ごろから食中毒はだんだん目立ち始めて、一際多くなるのは7月から10月にかけてとなっていて、やっぱ一番暑い時期の8月にとりわけ手広く発生します。
夏場に来る食中毒には、腸炎ビブリオやサルモネラ球菌、腸管出血性大腸菌「O157」や黄色ブドウ球菌などがあります。
カンプロバクターの食中毒は6月から9月に多く発生しています。
これらすべての食中毒細菌は気温が高くなる夏場に食品の中で分裂を何度もして増殖を通して食中毒を起こす原因となるのです。
食中毒は梅雨時から初秋が発生のピークとなっていますが、冬場になっても発生する食中毒もあります。
冬場の代表的な食中毒としては「ノロウイルス」があります。
ノロウイルスは2枚貝、主にカキなどに手広く含まれています。
水や果ものや刺身やサラダなど加熱していない食品でいままでノロウイルスによる食中毒が起きています。
グングンウイルスに感染した人の手を通して他の人に感染する2次感染もあります。
人から人に感染する場合には、吐いたものを処理したり、おむつを処理したりした場合に手にウイルスが付着し、それが手を通じて口に入ることで感染する例が多くなっています。
ノロウイルスはほんの少しのウイルスも感染して、人の腸の中で増殖して赴き、それが食中毒となって現れるのです。

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